アトリエの目的とは
このアトリエの究極的な目標は
この場で出会った人たちがタッグを組んで
新たな商売が生まれるようになること。
これはアトリエの名前essayerの由来にも関連します。
オリジナルアイテムあるある
小規模の製品開発で付きまとう問題の代表例は
「生産設備がない」
「製作はできるけど、製作環境や効率が悪い」
「製作環境の維持費で採算が合わない」
と言ったところでしょう。
さらに立場別で分解すると
売り手側は
「工場に生産依頼をするほどのロットは捌けないけど
オリジナルアイテムを取り扱いたい」
「大量生産品よりも消費者に寄り添った製品作りをしていきたい」
といった問題が生じやすい。
作り手側では
「作れるけど、売る先がない」
「デザインは考えたものの、需要がない」
「売ったことがないから需要を掴めない」
「実績もないから、製作依頼が来るはずもない」
毎年、服飾学校からは毎年1万弱もの学生が卒業するにも関わらず
販売経路がなく、作る技術を活かせず販売職に就く、
または
学んだことと関係のない分野に就職することも多いです。
この状況無駄ですよね。
こういった無駄を減らしていきたいんで
モノが作れるってすごいし
売る場所を持ってる人もすごい。
お互いの需要と「やりたい」を満たしていきたいんです。
essayerの由来とは
essayer(エセイエ)とはフランス語で
・ためしてみる
・やってみる
・挑戦する
を意味します。
立場やできることによって
挑戦する方向性や「試しにやってみる」の
範囲は異なると思います。
自分にできないことをできる人と協力して
新しいことに挑戦する機会って中々ないんです。
でも確実に求められていることではあるんです。
この営みが活発になることで
企業に属するだけでなく、
ひと一人が豊かにくらせるだけの利益を生み出せるようにすることが
このアトリエの目的なんです。
大きな利益が生み出せるに越したことはないです。
ですが、それに挑戦して借金を被ったり
次なる挑戦の足かせになってしまわないように
固定費を減らし、材料費など次の利益を生む投資にお金を費やせる環境を整えたいんです。
アトリエに来てほしい方
私のアトリエには立場を問わず、
1. 自分のブランドを持ってみたい人
2. オリジナルアイテムを販売したいけど作れない人
3. オリジナルアイテムを作れるけど、売る場所がない人
4. 工場での生産を前提に試作品作りをしてみたい人
5. 作りたいものがあるんだけど、始め方がわからない人
が出入りできる場所を設け
お互いに実績を作れるようになっていって欲しいんです。
作り手側は
とにかく製作に打ち込んで、アウトプットを継続する
売り手側は
そのアウトプットを見て、内容を相談し仕事を依頼する
まずは10個ほどの小ロットで試作品を作って売ってみる。
これが軌道に乗れば
商品数を増やすなり、在庫数を増やすなり。
販売実績があれば、ロット数の多い工場生産も視野に入れることができます。
この時点で、製品の改善もされていて、製作過程がはっきりしているので
工場に依頼してみたものの、
イメージと異なるものが仕上がることは、ほぼないでしょう。
これほど、スモールスタートで着実に歩みを進められる方法は
他にないでしょう。
・場所がある
・設備がある
・有識者がいる
これだけで、ファッション業界に小ロットで挑戦できるようになるんです。
こう言ったアトリエの環境の実現に
ご協力いただける先生も現在募集中です。
すでにプロのデザイナーやプロデューサーすら使いたがるような
機材の導入も予定しております。
最初は基本的な設備しかありませんが
ぜひ活用いただき、充実した設備を整え
より広くてかっこよく、好立地なテナントで
みなさんとクリエイティブできるようになるのが楽しみです。
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